続唱について

2009年6月12日 TCG全般
キーワード能力:続唱
あなたが続唱を持つ呪文をプレイするたび、それはあなたのデッキからボーナス呪文を持ってくる……ただし、それが何かはわからないのだ!

《瀝青破/Bituminous Blast》
{3}{B}{R}
インスタント
続唱 (あなたがこの呪文をプレイしたとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを、コストがより低い土地でないカードが取り除かれるまでゲームから取り除く。 あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。その取り除いたカードを、無作為の順番で一番下に置く。)
クリーチャー1体を対象とする。瀝青破はそれに4点のダメージを与える。


続唱の公式ルールは以下の通り。

502.85.続唱
 502.85a 続唱は、続唱を持つカードがスタック上にある間にのみ機能する誘発型能力である。「続唱/Cascade」とは「あなたがこの呪文をプレイしたとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを、点数で見たマナ・コストがその呪文より低い土地でないカードが取り除かれるまでゲームから取り除く。あなたはそのカードをそのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。その後、これによりゲームから取り除かれた全てのカードを、あなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。」を意味する。
502.85b 呪文に複数の続唱がある場合、それぞれは個別に誘発する。

 インスタントやソーサリーのカードでは、続唱能力は先に書かれている。パーマネント・カードでは、続唱能力は後で書かれている。カードのタイプに関係なく、続唱はその呪文のプレイ時に誘発する。解決時ではない(パーマネントが場に出るよりも前)。
以下は続唱のタイミングの解説。

1) 続唱を持つ呪文をプレイしてスタックに乗せる。
        ↓
2) 続唱能力が誘発し、スタック上で元の呪文の上に置かれる。
        ↓
3) 続唱能力が解決される。適切なカードが見つかって、それをプレイしたい場合、プレイすることを選ぶ。(適切なカードが見つかっても、選ばなくても良い)
        ↓
4) 続唱能力の結果としてプレイされた呪文をスタックに乗せる。
        ↓ 
5) 続唱能力の結果としてプレイされた呪文のスタックを解決させる
        ↓
6) 元の呪文のスタックを解決する。

 ほとんどの部分において、続唱は強制である。あなたはあなたのライブラリーのカードを一番上から、その中にプレイしたいカードが無いのがわかっていても、ゲームから取り除かなければいけない。最後に取り除いたカードをプレイするか否かだけが、唯一の選択可能な部分である。
 続唱能力の結果としてプレイされた呪文は、元の呪文よりも前に解決される。続唱を持つクリーチャー呪文をプレイし、その続唱能力の結果としてオーラをプレイした場合、そのオーラをそのクリーチャーにエンチャントすることはできない。クリーチャー呪文はまだ解決されていないからである。
 続唱を持つ呪文のコピーを(《裂き割る詠唱/Cloven Casting》や《双つ術/Twincast》等で)スタックに置いた場合、続唱は誘発しない。そのコピーをプレイしたわけではないからである。
元の呪文を打ち消しても、続唱能力は打ち消されない。
 続唱は誘発型能力であり、誘発型能力と相互作用を持つもの(《もみ消し/Stifle》等)は続唱と相互作用を持つ。
続唱能力の解決によりゲームから取り除かれたカードは、すべてのプレイヤーが見ることができる。
 これにより分割カードが取り除いた場合、その分割カードのいずれか半分の点数で見たマナ・コストが、続唱を持つ呪文の点数で見たマナ・コストよりも低いかをチェックする。そうである場合、あなたは分割カードのどちらの半分でもプレイできる。
 これによりカードをプレイする場合、それは続唱能力の解決の一部としてプレイされる。カードタイプによるタイミング制限(クリーチャーやソーサリー等)は無視される。それ以外のプレイ制限(「[カード名]は攻撃クリーチャーが宣言される前にのみプレイできる。」等)はそのままである。
続唱の解決の一部としてプレイされた呪文は、ライブラリーからではなく、ゲーム外領域からプレイされる。
 カードを「マナ・コストを支払うことなく」プレイする場合、それの代替コスト(想起や変異等)を支払うことはできない。そのマナ・コストにXが含まれている場合、Xは0でなければいけない。ただし、共謀等の選択型追加コストは支払うことができるし、《ゴールドメドウの重鎮/Goldmeadow Stalwart》等の持つ強制的追加コストは支払わなければいけない。
 これによりカードをプレイする場合、それを呪文としてプレイする。それは打ち消すことができる。これにより新たに続唱を持つ呪文をプレイした場合、新たな呪文の続唱が誘発し、新たな呪文に対して個の手順を繰り返す。
 条件に合致するカードをプレイした後、あなたはこれによりゲームから取り除かれた他のカードを無作為に並べなおし、それらをあなたのライブラリーの一番下に置く。あなたの他のプレイヤーも、それらのカードの順番を見ることはできない。
続唱能力によりゲームから取り除かれた条件に合致するカードをプレイしたくない場合、しなくてもよい。それをゲームから取り除かれた他のカードに加えてを無作為に並べなおし、それらをあなたのライブラリーの一番下に置く。条件に合致するカードが(適正な対象が無い等で)プレイできない場合もそうなる。
 続唱を持つ呪文をプレイし、あなたのライブラリーに点数で見たマナ・コストがその呪文の点数で見たマナ・コストよりも低い土地でないカードが無かった場合、あなたはライブラリー全体をゲームから取り除く。その後、それらのカードを無作為に並べなおし、それをあなたのライブラリーとして戻す。実質的にはこれらのカードを切り直しただけだが、実際にはそうではない。あなたのライブラリーを切り直すたびに誘発する能力は誘発しない。  FAQより


たとえば瀝青破/Bituminous Blastをプレイしたとします。
       ↓
コレをプレイ(スタックに乗せた)時点で続唱が誘発して、続唱がスタックに乗る。
       ↓
何も無ければ、続唱の誘発の解決。
       ↓
めくっていって、土地、土地、不屈の自然/Rampant Growthが出てくる。
コレをプレイすると決める。(プレイしないを選んでも良い)
残りのめくれたカードを無作為にデッキのボトムに置く。
       ↓
続唱解決後に続唱で見つかった不屈の自然/Rampant Growthをプレイ(スタックに)。
       ↓
続唱で見つかった不屈の自然/Rampant Growthのスタックを解決。ライブラリーから基本地形を1枚出し、デッキを切りなおす。
       ↓
何も無ければ、瀝青破/Bituminous Blastのスタック解決となります。

途中で不屈の自然/Rampant Growthのようなデッキを切りなおす系が有ると、ボトムに送るのが先か、切り直すのが先かと困惑しやすいですが、MTGの効果の解決中にスタックが乗ることはあっても、解決前に別のスタックが解決されることは無いので、上の解決順序になるんですねw

これがもし続唱で捲れたのがクローサの掌握/Krosan Gripでも同じ様になります。
クローサの掌握/Krosan Gripには「刹那」という能力が付いてるので、別のスタックが乗ったり割り込んだり出来ないんですが、効果の解決中を無視してコレがプレイされることはないので、続唱の効果は解決されてから、プレイされます。

ちょっと難しいかもw

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