いつもWizards of the CoastのHPのMTGカードセットFAQから拾ってきていたのですが、見つからずあれこれと探しまわったらやっと見つけました。
22日のニュース記事にFAQ書いてあったならカードセットの方も更新していただきたいなぁ(/ω・\)チラッ
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/faq/dgm

新たに導入されたメカニズム:融合を持つ分割カード

元のラヴニカブロックで大活躍した分割カードが、今回新たに融合という能力を獲得して帰ってくる。

すべての分割カードは、1枚のカードに2つのカード面を持つ。あなたはカードのどちらの半分をプレイするかを選択し、その側のマナ・コストを支払い、その側のみがスタックへに置かれることとなる。呪文がスタックに置かれている間は、あなたが唱えなかった側の特性は無視される。

融合はドラゴンの迷路の分割カードを手札から唱える際に第3のオプション――両半分のマナ・コストを支払うことで、カード全体を1つの呪文として唱える――を選択することを可能にする。

《有害》
{3}{B}
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを2枚捨てる。
//
《不潔》
{2}{G}
ソーサリー
あなたの墓地にあるカード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。
//
融合(あなたはこのカードの片方の半分または両方の半分をあなたの手札から唱えてもよい。)

融合の公式ルールは以下の通り。

702.100.融合

702.100a 融合は、分割カード(ルール708「分割カード」を参照)のいくつかに見られる常在型能力で、融合を持つカードがプレイヤーの手札にある間に適用される。プレイヤー1人が自分の手札から融合を持つ分割カードを唱える場合、そのプレイヤーはその分割カードの両方の半分を唱えることを選択することができる。この選択は、融合を持つ分割カードをスタックに置く前に行われる。この結果発生する呪文は融合された分割呪文となる。

702.100b 融合された分割呪文は、2つの特性と1つの点数で見たマナ・コストを持つ。その呪文の点数で見たマナ・コストは、2つのマナ・コストの色を無視した総点数と同じである。

702.100c 融合された分割呪文の総コストは、両半分のマナ・コストを含む。(ルール601.2e 参照)

702.100d 融合された分割呪文の解決時に、その呪文のコントローラーは左半分の指示に従い、その後右半分の指示に従う。

* 融合を持つ分割カードを自分の手札以外の領域から唱える場合、両方の半分を唱えることはできない。どちらかの半分を唱えることならできる。

* 融合された分割呪文を唱える場合、その両半分のマナ・コストを支払う。例えば、《有害+不潔》は{3}{B}と{2}{G}のマナコストを持っている。両半分を唱えるには、{5}{B}{G}を支払う。この呪文がスタックに置かれている間、これの点数で見たマナ・コストは7である。

* あなたは、可能ならば、融合された分割呪文の各半分の対象として同じオブジェクトを選んでもよい。例えば、もし分割カードの右半分と左半分の両方が「クリーチャー1体を対象とする」場合、あなたはそれらの単語の対象として、同じクリーチャーを選択することができる(別のクリーチャーを選択してもよい)。

* 複数の対象を取る融合された分割呪文は、複数を対象とする他の呪文と同様に解決される。呪文の解決時点で対象がすべて不適正であった場合、呪文は打ち消され、その効果は一切発生しない。その時点で少なくとも1つの対象が適正であった場合、呪文は解決するが、不適正な対象は行動を行起こしたり、それに対する行動を起こされたりすることはできない。

* 融合された分割呪文の解決時には、まず左半分の指示に従い、その後右半分の指示に従う。

* スタック以外の領域では、分割カードは2つの特性と2つの点数で見たマナ・コストを持つ。もし何かがスタックにない分割カードの情報を参照する必要がある場合、それは2つの値を得る。例えば、プレイヤーが《ダスクマントルの予見者》(「あなたのアップキープの開始時に、各プレイヤーはそれぞれ自分のライブラリーの一番上のカードを公開し、そのカードの点数で見たマナ・コストに等しい点数のライフを失い、その後それを自分の手札に加える。」)により《有害+不潔》を公開した場合、ゲームではその点数で見たマナ・コストは4と3となる。つまり、そのプレイヤーは合計7点のライフを失うこととなる。

* スタックに置かれている場合、融合されていない分割呪文はその半分の特性と点数で見たマナ・コストを持つ。もう片方の半分は、存在しないものとして扱われる。

* 融合を持つ分割カードのなかには、それぞれの半分が別の色の単色であるカードもある。そのようなカードを融合された分割呪文として唱えた場合、唱えられた呪文は多色呪文である。片方の半分のみを唱えた場合、呪文はその唱えた半分の色である。スタックに置かれていない場合、そのカードは多色カードである。

* 融合を持つ分割カードのなかには、両半分が多色の色を持つカードもある。そのようなカードは、いずれかの半分を唱えても、両半分を唱えても、多色である。スタックに置かれていない場合でも、そのカードは多色カードである。

* プレイヤーがカード名を指定する場合、そのプレイヤーは分割カードのいずれかの半分の名前を指定することができるが、両方はできない。分割カードは、その2つの名前のうち1つが選ばれた名前と符合する場合、その選ばれた名前を持つ。これは最近導入されたルール変更である。

* あなたが融合を持つ分割カードを手札からそのマナ・コストを支払わずに唱えた場合、あなたは必要なマナ・コストを支払うことなくその融合の能力を使い、両半分を唱えることを選ぶことができる。

両方の半分と言う書き方が未だにわかりづらいなぁと思いつつ、手札以外の領域から唱えた時が気になったのでチェック。
手札以外の領域からはいずれか片方の分割カードしか唱えられないので注意っと。


 ココからはエラッタチェックと気になったFAQ

《唯々》
{G}{U}
ソーサリー
このターン、クリーチャー1体が戦場に出るたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。
《諾々》
{4}{W}{U}
ソーサリー
飛行を持つ白の1/1の鳥・クリーチャー・トークンを4体戦場に出す。

融合(あなたはこのカードの片方の半分または両方の半分をあなたの手札から唱えてもよい。)

* 誰がコントロールしているかに関係なく、いずれかのクリーチャーが戦場に出たとき、《唯々》は誘発する。

* あなたが《唯々+諾々》を融合された分割呪文として唱えた場合、発生した誘発された能力は鳥・クリーチャー・トークンが戦場に出た時に効果を発揮する。あなたはカードを最大4枚まで引くことができる。

#訂正# 《諾々》のカードには「スピリット・クリーチャー・トークン」と書かれているが、誤りである。上記の通り、「鳥・クリーチャー・トークン」を戦場に出す。


《イゼットの模範、メーレク》
{4}{U}{R}
伝説のクリーチャー ― 奇魔・ウィザード
2/4
あなたのライブラリーの一番上のカードを公開したままプレイする。
あなたのライブラリーの一番上のカードがインスタント・カードかソーサリー・カードである場合、あなたはそれを唱えてもよい。
あなたがライブラリーからインスタント呪文かソーサリー呪文を唱えるたび、それをコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。

* 《イゼットの模範、メーレク》はカードを唱えることができるタイミングに関連するルールには影響しない。それがソーサリー・カードである場合、あなたはそれをあなたのメイン・フェイズ中で、スタックが空である時にしか唱えられない。

* あなたはその呪文の追加コストを含めた全コストを支払う必要がある。あなたは超過コストのような代替コストを支払うことはできる。生成されたコピーのための追加コストを支払うことはできないが、元の呪文に支払われた追加コストに基づく効果があった場合、コピーにも同じコストが払われていたかのようにその効果もコピーされる。例えば、《投げ飛ばし》を唱えるために3/3クリーチャーを生け贄に捧げた後にこれをコピーしたとした場合、生成された《投げ飛ばし》のコピーもまたその対象に3点のダメージを与える。

* あなたがあなたのライブラリーの一番上のカードを公開したままプレイしている状態で複数枚のカードを引く場合、カードを引く前に1枚ずつそのカードを公開する。

* あなたのライブラリーの一番上のカードは、あなたの手札にあるわけではない。例えば、あなたはそれを捨てることはできない。

* 《イゼットの模範、メーレク》の最後の能力は、対象を取るものに限らず、あらゆるインスタントやソーサリー呪文をコピーする。

* 最後の能力が解決されるとき、それは呪文のコピーを作成する。コピーをコントロールするのはあなたである。コピーはスタック上に生成されるため、「唱え」られることはない。よって、呪文を唱えたことによって誘発する能力は誘発しない。その後コピーは、プレイヤーが呪文を唱えたり能力を起動したりする機会を得た後、通常の呪文と同じように解決される。

* コピーは、あなたが新しい対象を選ばないかぎり、コピー元の呪文と同一の対象を持つ。新しい対象を選ぶ場合、その対象のうちの一部あるいは全部を変更しても良いし、しなくても良い。対象のうちの1つでも新たに適正なものを選べなければ、変更されないままになる(もとの対象が不適正であってもそのまま残る)。

* 元の呪文がモードを持つものであった場合(「以下のN個から1つを選ぶ――」の類の記述がある場合)、コピーは同じモードを持つ。異なるモードは選べない。

* 元の呪文に(《死せざる者への債務》のように)唱える時点で決定されるXが含まれていた場合、コピーは同じXの値を持つ。

* アヴァシンの帰還セットでは、プレイヤーが引いた直後にカードを唱えることができる奇跡能力を持ったインスタントやソーサリー・カードが登場した。奇跡で呪文を唱える場合、それはライブラリーからではなく、手札から唱えられている。よって《イゼットの模範、メーレク》の能力は誘発しない。

《ヴィズコーパの血男爵》
{3}{W}{B}
クリーチャー ― 吸血鬼
4/4
絆魂、プロテクション(白)、プロテクション(黒)
あなたのライフが30点以上であり、かつ対戦相手1人のライフが10点以下であるかぎり、ヴィズコーパの血男爵は+6/+6の修整を受けるとともに飛行を持つ。

* 双頭巨人戦では、あなたのチームのライフが30点以上であり、かつ対戦相手チームのライフが10点以下であるかぎり、《ヴィズコーパの血男爵》は+6/+6の修整を受けるとともに飛行を持つ。

#訂正# カードには「あなたのライフが30点以上であるか対戦相手1人のライフが10点以下であるかぎり」と書かれているが、これは誤りである。上記の通り、両方の条件を満たさなければこの能力は有効にならない。

《花崗岩の凝視》
{X}{B}{B}{G}
ソーサリー
点数で見たマナ・コストがX以下の土地でない各パーマネントを破壊する。

* そのパーマネントのマナ・コストに{X}が含まれていた場合、そのXの値は0である。

* クリーチャー・トークンの点数で見たマナ・コストは0である。ただしそのトークンが他のクリーチャーのコピーである場合は、そのクリーチャーのマナ・コストもコピーするため、点数で見たマナ・コストは0ではない。

《特質改竄》
{U}
ソーサリー
パーマネント1つを対象とする。ターン終了時まで、それに書かれた色を表す言葉1種類をすべて別な色に置き換えるか、基本土地タイプ1種類をすべて別な基本土地タイプに置き換える。
暗号(その後、あなたはあなたがコントロールするクリーチャー1体に暗号化した状態で、この呪文カードを追放してもよい。そのクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたはその暗号化したカードのコピーを、それのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。)

* 《特質改竄》はパーマネントのタイプ行やルール・テキストに書かれた色を表す言葉または基本土地タイプが現れるたびに、それを変更する。カードの名前やカードの名前の一部にその言葉が使われていた場合には変更しない。

* あなたは《特質改竄》の解決時に、どの言葉を何に変更するのかを決める。

* あなたは色を表す言葉または基本土地タイプのないものも含め、どのパーマネントでも《特質改竄》の対象とすることができる。

* 《特質改竄》の効果は、パーマネントに書かれた文章のみを変更する。それに与えられた能力にある言葉を変更することはできない。例えば、あなたが「緑」を「青」に変更し、パーマネントはプロテクション(緑)を(書かれているプロテクション(緑)の代わりに)得た場合、そのプロテクション能力は影響を受けない。そのパーマネントはプロテクション(緑)を持つ。

* 土地の基本土地タイプが変更された場合、その土地に関連するマナ能力は変更されるが、その名前は変更されない。例えば、あなたが「平地」を「島」に変更した場合、平地という名前を持つカードは島の基本土地タイプを持ち、それはタップすることで{U}を生み出すことができるが、{W}は生み出せなくなる。

* このタイプ変更の効果は、「黒でない」や「沼渡り」といった色や基本土地タイプを差す言葉の一部として使われているものも変更することができる。

#訂正# カードには「ターン終了時まで」の文言が抜けているが、これは誤りである。正しくは上記の通り、この効果はターン終了時までで失われる。
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《ドラゴン化》
{1}{U}{R}
インスタント
あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで青であり赤である4/4のドラゴンになり、すべての能力を失い、飛行を得る。
超過 {3}{U}{U}{R}{R} (あなたはこの呪文をその超過コストで唱えてもよい。そうした場合、あなたがコントロールする各クリーチャーはそれぞれ、ターン終了時まで青であり赤である4/4のドラゴンになり、すべての能力を失い、飛行を得る。)

* 《ドラゴン化》を超過で唱えた場合、《ドラゴン化》の解決時にあなたがコントロールしているクリーチャーのみが影響される。ターンの後になってあなたがコントロールを得たクリーチャーには影響しない。

* 影響を受けた各クリーチャーは赤であり青であるドラゴンとなり、他の色とクリーチャー・タイプをすべて失う。それぞれにアーティファクトといったその他のタイプを持っていた場合は、それは残る。

* 影響を受けた各クリーチャーは、《ドラゴン化》の解決時の前に獲得した能力をすべて失う。これは暗号によってクリーチャーに暗号化されたカードのコピーを唱える能力も含まれる。ただし、その能力はターン終了後に再び戻る。

* 《ドラゴン化》の影響を受け、《ドラゴン化》の解決後に能力を獲得したいずれかのクリーチャーは、その能力を持ち続ける。

* 《ドラゴン化》は、あなたがコントロールするクリーチャーのそれまであったパワーとタフネスを特定の値に設定するいかなる効果も上書きする。ただし、クリーチャーのパワーとタフネスを特定の値に設定する効果のうちで《ドラゴン化》の解決後に適用が開始されるものは、《ドラゴン化》の効果を上書きする。

* 《植生噴出》や《軍団の戦略》による影響といった、対象となるクリーチャーのパワーやタフネスを修正する影響については、それがいつ効果を発揮したかにかかわらず適用される。クリーチャーのパワーやタフネスを変更するカウンター(+1/+1カウンターなど)、そしてクリーチャーのパワーとタフネスを入れ替える効果についても同様である。

《ハズダーの罠部隊》
{2}{W}
クリーチャー ― 人間・兵士
1/4
ハズダーの罠部隊が攻撃するたび、対戦相手1人がコントロールするクリーチャー1体を対象とする。あなたは{W}を支払ってもよい。 そうした場合、、それをタップする。

* 対象となるクリーチャーは、その能力が誘発してスタックに置かれる時点で選ぶ。{W}を支払うかどうかは、この能力の解決時に決定する。あなたが{W}を支払えるのは1回のみである。そのクリーチャーは、ブロック・クリーチャーが指定される前にタップされる。

#訂正# カードには「ハズダーの罠部隊が攻撃するたび、あなたは{W}を支払ってもよい。そうした場合」と書かれているが、これは誤解を招く表記である。上記の通り訂正する。


とりあえずこんな感じでw

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