昨日のタワーをやってた時に出てきたこのカード

Panoptic Mirror / 一望の鏡 (5)
アーティファクト
刻印 ― (X),(T):あなたの手札から、点数で見たマナ・コストがX点であるインスタント・カード1枚かソーサリー・カード1枚をゲームから取り除いてもよい。
あなたのアップキープの開始時に、あなたは刻印されているインスタント・カードかソーサリー・カードの中から1枚をコピーしてもよい。そうした場合、あなたはそのコピーを、そのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。

何も刻印されていない状態でも「あなたのアップキープの開始時に~」は誘発する。また、これに対応して刻印を行えば刻印された呪文をプレイできる。
wikiより。


 その時近くに居た方が「アップキープに誘発するよ~」と教えてくれたんですが、ちょっと気になったので検索。
 確かに誘発するらしい、、、
と言うことは、一望の鏡/Panoptic Mirrorは呪文のコピーを誘発で乗せてるわけではないって事だよね?
と言うことは、

アップキープに一望の鏡/Panoptic Mirrorの誘発。スタックにのる。
         ↓
Xマナとタップで呪文を刻印
         ↓
スタック解決、一望の鏡/Panoptic Mirrorの刻印からコピーをプレイ


って事で


アップキープに一望の鏡/Panoptic Mirrorの誘発。スタックにのる。
         ↓
スタック解決前に相手に優先権が移るので、そこでDisenchant / 解呪を一望の鏡/Panoptic Mirrorにプレイ。
         ↓
一望の鏡/Panoptic Mirror破壊
         ↓
一望の鏡/Panoptic Mirrorのスタック解決、一望の鏡/Panoptic Mirrorが無いのでスタックが取り除かれる
         ↓
何もおきなかったww

で、OK。
だと思っていた時がありました。
しかし、、、

 最後の情報/Last Known Informationとは、それが以前存在した領域から離れる直前の情報のことである。英語名から「LKI」と省略されることもある。
 呪文や能力の解決によって発生する効果の処理に際し、あるオブジェクトが本来あるべき領域を離れている場合、そのオブジェクトの「最後の情報」を用いる。

つまり
コピー能力がスタックに乗ってからこれが場を離れても、刻印されたカードは参照可能である(→最後の情報)。

とりあえず1回は使われると、、、orz


アップキープに一望の鏡/Panoptic Mirrorの誘発。スタックにのる。
         ↓
スタック解決前に相手に優先権が移るので、そこでDisenchant / 解呪を一望の鏡/Panoptic Mirrorにプレイ。
         ↓
一望の鏡/Panoptic Mirror破壊
         ↓
一望の鏡/Panoptic Mirrorのスタック解決、
         ↓
刻印されたカードは参照可能である(→最後の情報)。 コピープレイ

してやられたぜ、、、、

でも、このカードの書き方だと、呪文のコピーがアップキープに乗りそうなんだよなぁ。
 岩石樹の祈り/Stonewood Invocationとかを刻印してたら割り込めなさそうなテキストなのに、実際はスタック解決前に壊せる。
刹那に割り込んでいるみたいで不思議ww
何はともあれLet’s Magic!!

新着M10

2009年6月26日 TCG全般
MTG SalvationよりPickUP!!公式ではないので未定
http://mtgsalvation.com/magic-2010-m10-core-set-spoiler.html

Mesa Enchantress 白白1  R
Creature - Human Druid
Whenever you cast an enchantment spell, you may draw a card.
0/2

Elite Vanguard 白  U
Creature - Human Soldier
2/1

Fabricate 青2  U
Sorcery
Search your library for an artifact card, reveal it, and put it into your hand. Then shuffle your library.

Mind Spring 青青X  R
Sorcery
Draw X cards.

Polymorph 青3  R
Sorcery
Destroy target creature. It can’t be regenerated. Its controller reveals cards from the top of his or her library until he or she reveals a creature card. The player puts that card onto the battlefield and shuffles all other cards revealed this way into his or her library.

Time Warp 青青3  R
Sorcery
Target player takes an extra turn after this one.

Cemetery Reaper 黒黒1  R
Creature - Zombie
Other Zombie creatures you control get +1/+1.
, : Exile target creature card from a graveyard. Put a 2/2 black Zombie creature token onto the battlefield.
2/2

Haunting Echoes 黒黒3  R
Sorcery
Exile all cards in target player’s graveyard other than basic land cards. Search that player’s library for all cards with the same name as cards exiled this way and exile them. Then that player shuffles his or her library.

Hypnotic Specter 黒黒1  R
Creature - Specter
Flying (This creature can’t be blocked except by creatures with flying or reach.)
Whenever Hypnotic Specter deals damage to an opponent, that player discards a card at random.
2/2

Mind Shatter 黒黒X  R
Sorcery
Target player discards X cards at random.

Earthquake 赤X  R
Sorcery
Earthquake deals X damage to each creature without flying and each player.

Master of the Wild Hunt 緑緑2  MR
Creature - Human Shaman
At the beginning of your upkeep, put a 2/2 green Wolf creature token onto the battlefield.
: Tap all untapped Wolf creatures you control. Each Wolf tapped this way deals damage equal to its power to target creature. That creature then deals damage equal to its power divided as its controller chooses among any number of those Wolves.
Illus. Kev Walker #191/249 3/3


 気になったのはこんな感じ。
Mesa Enchantressは次元の混乱のタイムシフトから再録
Elite Vanguardはサバンナライオン枠w
Fabricateは手札に入る青チュー
Mind Springは出来る子
Polymorphは言わずもがな変身
Time Warp、、、時間の伸張落ちるのね、、、
Cemetery Reaperは新ロード。トークンも作れる
Haunting Echoesは墓地掃除と基本土地以外の墓地の同名カードを追放の強呪文
Hypnotic Specter、見た時はアンコモン、見直すとレアw不思議w
Mind Shatter再録
Earthquakeこんにちは。さようならハリケーンか?
Master of the Wild Hunt は狼トークン製造機

他にも、ジャンプやらファイアーボール、双つ術もありましたね。
画像が出るまで確定ではないですが、わくわくしますよね?
そんなこんなでLet’s Magic!!
今、第10版に有るこのカード。
何気にめんどくさいので、M10では無くなるかな?
忘れないようにメモっとこう。

 Twincast / 双つ術 (青)(青)
インスタント
インスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを対象とし、それをコピーする。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。

 この呪文はプレイされた呪文をそのままコピーします。
その状態のままで。
 Xを含む呪文は、相手もしくは自分の支払ったXの状態でコピーされます。
代替コストでXを決めた場合も、Xの値はプレイされたものと同じです。
キッカーや双呪などの呪文も、追加コストを払われた状態ならその状態でコピーされます。
秘儀の呪文もコピー出来ますが、連携はできない。
 そして忘れがちなのがモードの選択。
双呪や魔よけ、命令などのモード選択系の呪文は、モードを選ばれた状態の呪文のコピーになります。
新たなモードの変更は出来ません。

こんな感じ。
青系のデッキにしか入れられないので、最近は見かけることも減りましたが中々の強カードですよね~。
スペースやメタの関係上見かけないってだけで、、、

Mtg Salvation で増えたカードたち(公式ではないので未定)
http://mtgsalvation.com/magic-2010-m10-core-set-spoiler.html

Baneslayer Angel 白白3 MR
Creature - Angel
Flying, first strike, lifelink
Protection from Demons and Dragons
5/5

Planar Cleansing 白白白3
Sorcery
Destroy all nonland permanents.

~Nullify 青1
Instant
Counter target creature spell.

Bogardan Hellkite  赤赤6
Creature - Dragon
Flash
Flying
When Bogardan Hellkite enters the battlefield, it deals 5 damage divided as you choose among any number of target creatures and/or players.
5/5

Gargoyle Castle  土地
Land
: Add to your mana pool.
, , Sacrifice Gargoyle Castle: Put a 3/4 colorless Gargoyle token onto the battlefield.


 目を引いたものだけPickUP!!
白の5マナ天使性能良すぎww
噂の白の6マナ全体除去!
霊魂放逐/Remove Soulはネームチェンジ?
ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite再録?
土地は使いきりのトークン製造機

こんな感じ。ではLet’s Magic!

今までの誘発に誤りがあったので訂正。
マジックって結果を知ってる人は多いけど、そこまでのプロセスを説明できる人ってどれ位なんだろう?
自分も結果が同じになるように、勝手に思っていた節が有るので最近のルールチェックは楽しい。
やっぱり勉強って面白いですよね~(違)


そして昨日例題に使ったカード

 Slave of Bolas / ボーラスの奴隷 (3)(青/赤)(黒)
ソーサリー
クリーチャー1体を対象とし、それのコントロールを得る。そのクリーチャーをアンタップする。それはターン終了時まで速攻を得る。ターン終了時に、それを生け贄に捧げる。

 すでに自分のコントロール下にあるクリーチャーを対象にできる。
 「ターン終了時に」の能力の解決時に、あなたが対象となったクリーチャーをコントロールしていない場合、そのクリーチャーは生け贄に捧げられない。それが他のプレイヤーのコントロール下で場に出ている場合、これ以降のターン終了時では、能力によりそれを生け贄に捧げさせることはない。 FAQより

 良く使っているんですが、ターン終了時までにコントロールが自分以外だと生き残るんですね。
知らなかった!!
 しかもコントロールを得ている期間が書いてないので、

Slave of Bolas / ボーラスの奴隷をプレイして、謎のスフィンクス/Enigma Sphinxのコントロールを得る。
        ↓
相手がその場しのぎの人形/Makeshift Mannequinをプレイして誘惑蒔き/Sower of Temptationを場に出す
        ↓
CIP能力で謎のスフィンクス/Enigma Sphinxのコントロールを得る。
        ↓
ターン終了
        ↓
相手のターンのアップキープステップの間にショック/Shockで誘惑蒔き/Sower of Temptationをやっつける。
        ↓
謎のスフィンクス/Enigma Sphinxがこちらのコントロールに戻ってくるww

 な~んてことも出来そうですww
まぁ、そんなことしてくれる人居なさそうだけど、、、
面白いなぁ。
 まぁ何はともあれLet’s Magic!
友人に「対戦相手のオーナーの物って、自分(こちら)の墓地に落ちるの?」

自分「落ちるんでない?謎スフィンクス帰らないし。触ってから適正なオーナーのもとに戻るんじゃない?まぁ、調べてみるけど、、、」

で、調べてみると

墓地/Graveyard
 それぞれのプレイヤーの捨て札の束のことをそのプレイヤーの墓地という。打ち消された呪文や、破壊され、あるいは生け贄に捧げられたパーマネント、捨てられたカードはオーナーの墓地に置かれる。インスタント 呪文やソーサリー 呪文は、解決の最終段階としてオーナーの墓地に置かれる。rule 217〔領域〕参照。


、、、お、落ちてない、、、

スマンカッタ、、、orz


なら何故「謎のスフィンクス」は戻らないのだろう???


《謎のスフィンクス/Enigma Sphinx》
{4}{W}{U}{B}
アーティファクト・クリーチャー ― スフィンクス
5/4
飛行
 謎のスフィンクスが場からあなたの墓地に置かれたとき、それをあなたのライブラリーの一番上から3枚目に置く。
 続唱 (あなたがこの呪文をプレイしたとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを、コストがより低い土地でないカードが取り除かれるまでゲームから取り除く。 あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。その取り除いたカードを、無作為の順番で一番下に置く。)

 《謎のスフィンクス》の2つ目の能力が誘発した後、対応して《謎のスフィンクス》が墓地から取り除かれた場合、それはライブラリーには戻らない。
 《謎のスフィンクス》の2つ目の能力の解決時に、あなたのライブラリーのカードが0枚か1枚である場合、《謎のスフィンクス》をライブラリーの一番下に置く。
 他のプレイヤーがオーナーである《謎のスフィンクス》をあなたがコントロールしている場合、それは場からそのプレイヤーの墓地に置かれるため、《謎のスフィンクス》の2番目の能力は誘発しない。   FAQより


 FAQ読んでも、「そのプレイヤーの墓地に置かれるため」とある。
、、、よく分からん。
で、イグアナールの時の領域変更誘発を思い出してみる。

神の怒り/Wrath of Godのプレイ
      ↓
謎のスフィンクス/Enigma Sphinxが場から墓地に行くことを確認して誘発チェック      
      ↓
神の怒り/Wrath of Godの効果解決
      ↓
謎のスフィンクス/Enigma Sphinxの誘発がスタックに乗る
      ↓
スタック解決

で、謎のスフィンクス/Enigma Sphinxのテキストに注目!
 謎のスフィンクスが場から「あなたの」墓地に置かれたとき、それをあなたのライブラリーの一番上から3枚目に置く。
「あなたの」、、、
誘発して戻れる状況の説明不足すぎるw
コレを元に戻る状況で、分かりやすくテキスト作ってみると 

 あなたがオーナーの謎のスフィンクスが、あなたの支配下で場から墓地に置かれた時、それをライブラリーから3枚目に置く。

分かりやすいのか、、、?
とりあえず、このテキストだとボーラスの奴隷/Slave of Bolasで奪った謎のスフィンクス/Enigma Sphinxが墓地に置かれたままなのは納得できるはず。

ボーラスの奴隷/Slave of Bolasで対戦相手の謎のスフィンクス/Enigma Sphinxのコントロールを得る
        ↓
ターン終了時にそれを生け贄に捧げる効果が誘発
        ↓
謎のスフィンクス/Enigma Sphinxの能力の誘発チェック。
        ↓
生贄解決
        ↓
テキストの誘発条件に合わないのでスタックには乗らず。

こんな感じ。
う~ん難しいなぁ。
とりあえずLet’s Magic!!(笑)
 6/28の日曜日は越谷の「もっくん」移転前最後のスタンダードが開催されます。
11時 スタンダード申し込み開始 参加費用300円  最大24名
15時 ブースタードラフト(予定) 参加費用1245円 

 再開発のため今の場所での25年の営業を6月末で終わる訳ですが、無くなる訳でないので注意w
今は越谷駅から徒歩2分の場所ですが、越谷駅から徒歩5分の場所に移動します。
 移転後再開の細かい日程は決まってませんが、M10のプレリリースには間に合う予定です(笑)

7/12 M10プレリリース
7/17 FNM
7/19 M10発売記念パーティー
7/24 FNM
7/31 FNM

 移転先はテーブル5or6卓とトイレ完備(笑)
収容人数も増え、開店記念セールも画策中ww
タカラさんからも、何か頂けるそうで掘り出し物が有るかも?
さぁ、Let’s Magic!!

今のお店の場所、東武伊勢崎線越谷駅下車 徒歩2分 「もっくん」
越谷市 弥生町 9-4  048-964-4487
http://www.koshigayakko.com/units/34215/mokkun/
他のカードゲーム、GUNDAM WAR 、Lycee、DuelMasters、Weiβ Schwarzも販売中!!
 「Lightning Bolt/いなずま」が再録されるということで騒がれてますね。
それと同時に、同じマナコストの「ショック/Shock」が無くなるとして、多分「火葬/Incinerate」も同じダメージなので無くなりそうかな?
 そうすると再生持ちのクリーチャーが殺しにくい「赤」になりそうです。
今でこそ再生持ちが軽く見られてますが、これ位のスペルが入ってくるとなると「緑」には多少のサイズが大きいクリーチャーか、再生持ちが入ってくると予想してみる。
手頃な所だと「リバー・ボア/River Boa」かな?
居ると良いな程度の予想ですがw

 拷問台/The Rackの再録も密かに騒がれていると予想。
お店には4枚買いに来たお客様も居たほどw
思考囲い/Thoughtseizeに強迫/Duress、荒廃稲妻/BlightningもあるからM10が出たらハンデスも流行るかな?
 ボール・ライトニング/Ball Lightningにいなずま/Lightning Boltで赤単も作る人いそうだしちょっと楽しみです。


情報元 MTG salvasion
http://mtgsalvation.com/magic-2010-m10-core-set-spoiler.html

怨馬と萎縮

2009年6月18日 TCG全般
怨馬/Spitemare
(2)(赤/白)(赤/白)
怨馬にダメージが与えられるたび、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。怨馬はそれに同じ点数のダメージを与える。 3/3

萎縮
502.80a 萎縮を持つ発生源からクリーチャーに与えられたダメージはクリーチャーに残らない(rule 212.3gを参照)。そうではなく、それはその点数に等しい-1/-1カウンターをそのクリーチャーの上に置く。


両方ともローウィンサイクルのキーワード能力です。

未だに勘違いされがちな萎縮のメモです。

「怨馬/Spitemareに穿刺破/Puncture Blastってどうなるの?」って聞かれてw

穿刺破/Puncture Blastは最近見かけることも減りましたが、3マナ、3点、インスタント、そして萎縮と無駄になりにくい良カード。
しいて言うなら3マナが重く見られがちかな?
怨馬/Spitemareも見かける事はほぼ皆無ですが、このダメージ痛み分け能力は優秀です。


で、聞いてきた方の「萎縮」の記憶では、
クリーチャーにダメージを与える代わりにダメージと同数のー1/-1カウンターを乗せる。はずと。

残念!!ちょっと惜しい。正しくは
クリーチャーにダメージを与え、それはクリーチャーに残らない。ダメージと同数の-1/-1カウンターを乗せる。です。


ちゃんと「与え、それをとりのぞく」と入っているので、怨馬/Spitemareでダメージ与えられるよw


ついでに「与える代わりに」の説明。
 「与える代わりに」と言うのは置き換え能力
たとえば「クリーチャーにダメージを与える代わりに、ダメージと同数の-1/-1カウンターを乗せる」と言う能力持った3/3クリーチャーが居ます。
クリーチャーにダメージを与えれば「萎縮」と同等の効果を与えます。
しかし、このクリーチャーにロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammerを持たせると、違いが良く分かります。
 ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer  (3) 
 装備(3)((3):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それにつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。)
装備しているクリーチャーは+3/+0の修整を受けるとともに、トランプルと絆魂を持つ。
 コレを装備することで6/3トランプル、絆魂を得ている訳ですが、0/7のクリーチャーにダメージを与えた場合、6つの-1/-1カウンターを乗せるだけの効果しか有りません。
 トランプルは致死以上のダメージなので起きず、絆魂はダメージを与えていないので誘発しないのです。
そう、この「与える代わりに~」はダメージを与えられないのです!
「萎縮」との違いは分かりましたね。


もうあと4ヶ月ほどでローウィンブロックもタイプ落ちですが覚えておかなくちゃw

風切るイグアナール/Hissing Iguanar
他のクリーチャーが場から墓地に置かれるたび、プレイヤー1人を対象とする。あなたは「風切るイグアナールはそのプレイヤーに1点のダメージを与える」ことを選んでもよい。  3/1

この子の能力のタイミングって分かりにくいよね~?
神の怒り/Wrath of Godなどで、他のクリーチャーと一緒に墓地に置かれても発動するよ!って事だけど他のクリーチャーが墓地に置かれた時には、本人の風切るイグアナール/Hissing Iguanarは墓地に居るよね?何で?って聞かれた。

コレは正しく書くと「クリーチャーが場から墓地に行くことを確認した時点で誘発する能力だから」という話なんですよね~。

神の怒り/Wrath of Godのプレイ
      ↓
場に風切るイグアナール/Hissing Iguanarが居て、他のクリーチャーが場から墓地に行くことを確認して誘発チェック
      ↓
神の怒り/Wrath of Godの効果解決
      ↓
風切るイグアナール/Hissing Iguanarの誘発がスタックに乗る

スタック解決


この説明だと昔に有った、命綱/Lifelineで2匹以上クリーチャーが居た場合に、クリーチャが墓地に行って、終了ステップの開始時に帰ってくるのも納得!!

ちなみにちょっと変わったことだけど、上の状況で絵描きの召使い/Painter’s Servantが場に居て、緑を選んでいた場合は風切るイグアナール/Hissing Iguanarの与えるダメージは緑の色のダメージです。

何故か?っていうと、場から墓地に置かれるたび~の誘発は、領域変更誘発と言われて、その最後の場の状況で記憶されるんです。
だから、絵描きの召使い/Painter’s Servantが生きているのと同じ状況でスタックが解決される。と言う訳です。

ここでクイズ
 場に自分のコントロール下で茸の番人/Mycoid Shepherdが4匹居ます。
①相手に神の怒り/Wrath of Godをうたれ墓地に行きました。自分は何点回復出来るか?
②相手に蔓延/Infestを2回うたれ墓地に行きました。自分は何点回復出来るか?

答えはその内コメントで。

前回のクイズの答えが気になる方は、クイズの日記のコメントに有るので見てみてください。

それはさておき、以前DCIのホームページで「ルールアドバイザー」なるものを受けてから、英語でのルールメールが届くようになってたんですが、それにある問題での裁定の結果が送られていました。

その問題とは、、、


続唱で苦悶の結合/Bond of Agonyがめくれた場合の裁定

苦悶の結合/Bond of Agony
黒Xのスペルコストを支払い、追加コストでXライフを支払うソーサリーのスペル。
効果は「他の各プレイヤーはX点のライフを失う。」


なんでコレが問題になったのか?というと、2chとある質問スレで話題に上がったのがきっかけ。
実際にあったのかどうかは知らないけど、
「続唱で苦悶の結合/Bond of Agonyがめくれた場合はどうなるの?」
という書き込みで、普通2,3人のレスで終わる質問が結果が出ず、上での裁定待ちになってしまったんですよ。
それの理由は色々とあって、続唱の説明に
「カードを「マナ・コストを支払うことなく」プレイする場合、それの代替コスト(想起や変異等)を支払うことはできない。そのマナ・コストにXが含まれている場合、Xは0でなければいけない。
との記述は有るのでマナコストの支払いXは0になるんだけど、追加コストのX点ライフを支払う事で、効果の「他の各プレイヤーはX点のライフを失う。」で適正になるのでは?

という話です。
元々、神川ブロックにあった「群れ」シリーズでマナコストにXがあり、代替コストで支払った場合、通常X=0になるんだけど、点数で見たマナ・コストがXであるカードを1枚、ゲームから取り除くことにより、Xのコストを指定して効果を及ぼす事が出来る例も有るので、マナコストのX=効果のXであるとは限らない。
のではないか?と、、、

難しい話です。
効果のXの値は追加コストのXで定義出来れば、効果としては成立しそうですが、、、


それに関しての裁定は
・マナ・コストに{X}をマナ・コストに含む呪文をプレイする時に、そのXがカードの文章中で定義されておらず、マナ・コストを支払わないか、Xを含まない代替コストを支払うかしてプレイする場合、適正なXの値は0だけである」

という結果でした。

分かりやすく言えば、マナコストや追加コストでXを決めて、効果にそのXを用いる呪文が続唱で捲れてもその効果は0にしかならない。
こんな感じでしょうか?

コレはM10で更新されるようです。
After consideration, the rules manager has informed me that as part of
the 2010 magic update, that sentence will be clarified to bring it in
line with the desired interpretation: non-zero values for X are not
allowed when the X-mana cost of a spell is not being paid. In the
meantime, it has been ruled to work the same way... Bonds of Agony +
Cascade does NOT work.

英語苦手なので詳しくは分かりませんが(笑)こんな感じ。
クイズ

相手のライフは13
場には茸の番人/Mycoid Shepherd5/4,新たなアラーラの騎士/Knight of New Alara2/2,台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks3/2,長毛のソクター/Woolly Thoctar5/4が相手のコントロールで出ています。

こちらのターンに台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks3/2に終止/Terminateをプレイして破壊して、台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks3/2は頑強の効果で場に戻ってきました。
その後、初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Sufferを場に出し(手札は4枚)、能力を起動して-4/-4の修正を与え、場に居るクリーチャー達を一掃しました。

相手のライフは何点になってるでしょうか?

続唱について

2009年6月12日 TCG全般
キーワード能力:続唱
あなたが続唱を持つ呪文をプレイするたび、それはあなたのデッキからボーナス呪文を持ってくる……ただし、それが何かはわからないのだ!

《瀝青破/Bituminous Blast》
{3}{B}{R}
インスタント
続唱 (あなたがこの呪文をプレイしたとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを、コストがより低い土地でないカードが取り除かれるまでゲームから取り除く。 あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。その取り除いたカードを、無作為の順番で一番下に置く。)
クリーチャー1体を対象とする。瀝青破はそれに4点のダメージを与える。


続唱の公式ルールは以下の通り。

502.85.続唱
 502.85a 続唱は、続唱を持つカードがスタック上にある間にのみ機能する誘発型能力である。「続唱/Cascade」とは「あなたがこの呪文をプレイしたとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを、点数で見たマナ・コストがその呪文より低い土地でないカードが取り除かれるまでゲームから取り除く。あなたはそのカードをそのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。その後、これによりゲームから取り除かれた全てのカードを、あなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。」を意味する。
502.85b 呪文に複数の続唱がある場合、それぞれは個別に誘発する。

 インスタントやソーサリーのカードでは、続唱能力は先に書かれている。パーマネント・カードでは、続唱能力は後で書かれている。カードのタイプに関係なく、続唱はその呪文のプレイ時に誘発する。解決時ではない(パーマネントが場に出るよりも前)。
以下は続唱のタイミングの解説。

1) 続唱を持つ呪文をプレイしてスタックに乗せる。
        ↓
2) 続唱能力が誘発し、スタック上で元の呪文の上に置かれる。
        ↓
3) 続唱能力が解決される。適切なカードが見つかって、それをプレイしたい場合、プレイすることを選ぶ。(適切なカードが見つかっても、選ばなくても良い)
        ↓
4) 続唱能力の結果としてプレイされた呪文をスタックに乗せる。
        ↓ 
5) 続唱能力の結果としてプレイされた呪文のスタックを解決させる
        ↓
6) 元の呪文のスタックを解決する。

 ほとんどの部分において、続唱は強制である。あなたはあなたのライブラリーのカードを一番上から、その中にプレイしたいカードが無いのがわかっていても、ゲームから取り除かなければいけない。最後に取り除いたカードをプレイするか否かだけが、唯一の選択可能な部分である。
 続唱能力の結果としてプレイされた呪文は、元の呪文よりも前に解決される。続唱を持つクリーチャー呪文をプレイし、その続唱能力の結果としてオーラをプレイした場合、そのオーラをそのクリーチャーにエンチャントすることはできない。クリーチャー呪文はまだ解決されていないからである。
 続唱を持つ呪文のコピーを(《裂き割る詠唱/Cloven Casting》や《双つ術/Twincast》等で)スタックに置いた場合、続唱は誘発しない。そのコピーをプレイしたわけではないからである。
元の呪文を打ち消しても、続唱能力は打ち消されない。
 続唱は誘発型能力であり、誘発型能力と相互作用を持つもの(《もみ消し/Stifle》等)は続唱と相互作用を持つ。
続唱能力の解決によりゲームから取り除かれたカードは、すべてのプレイヤーが見ることができる。
 これにより分割カードが取り除いた場合、その分割カードのいずれか半分の点数で見たマナ・コストが、続唱を持つ呪文の点数で見たマナ・コストよりも低いかをチェックする。そうである場合、あなたは分割カードのどちらの半分でもプレイできる。
 これによりカードをプレイする場合、それは続唱能力の解決の一部としてプレイされる。カードタイプによるタイミング制限(クリーチャーやソーサリー等)は無視される。それ以外のプレイ制限(「[カード名]は攻撃クリーチャーが宣言される前にのみプレイできる。」等)はそのままである。
続唱の解決の一部としてプレイされた呪文は、ライブラリーからではなく、ゲーム外領域からプレイされる。
 カードを「マナ・コストを支払うことなく」プレイする場合、それの代替コスト(想起や変異等)を支払うことはできない。そのマナ・コストにXが含まれている場合、Xは0でなければいけない。ただし、共謀等の選択型追加コストは支払うことができるし、《ゴールドメドウの重鎮/Goldmeadow Stalwart》等の持つ強制的追加コストは支払わなければいけない。
 これによりカードをプレイする場合、それを呪文としてプレイする。それは打ち消すことができる。これにより新たに続唱を持つ呪文をプレイした場合、新たな呪文の続唱が誘発し、新たな呪文に対して個の手順を繰り返す。
 条件に合致するカードをプレイした後、あなたはこれによりゲームから取り除かれた他のカードを無作為に並べなおし、それらをあなたのライブラリーの一番下に置く。あなたの他のプレイヤーも、それらのカードの順番を見ることはできない。
続唱能力によりゲームから取り除かれた条件に合致するカードをプレイしたくない場合、しなくてもよい。それをゲームから取り除かれた他のカードに加えてを無作為に並べなおし、それらをあなたのライブラリーの一番下に置く。条件に合致するカードが(適正な対象が無い等で)プレイできない場合もそうなる。
 続唱を持つ呪文をプレイし、あなたのライブラリーに点数で見たマナ・コストがその呪文の点数で見たマナ・コストよりも低い土地でないカードが無かった場合、あなたはライブラリー全体をゲームから取り除く。その後、それらのカードを無作為に並べなおし、それをあなたのライブラリーとして戻す。実質的にはこれらのカードを切り直しただけだが、実際にはそうではない。あなたのライブラリーを切り直すたびに誘発する能力は誘発しない。  FAQより


たとえば瀝青破/Bituminous Blastをプレイしたとします。
       ↓
コレをプレイ(スタックに乗せた)時点で続唱が誘発して、続唱がスタックに乗る。
       ↓
何も無ければ、続唱の誘発の解決。
       ↓
めくっていって、土地、土地、不屈の自然/Rampant Growthが出てくる。
コレをプレイすると決める。(プレイしないを選んでも良い)
残りのめくれたカードを無作為にデッキのボトムに置く。
       ↓
続唱解決後に続唱で見つかった不屈の自然/Rampant Growthをプレイ(スタックに)。
       ↓
続唱で見つかった不屈の自然/Rampant Growthのスタックを解決。ライブラリーから基本地形を1枚出し、デッキを切りなおす。
       ↓
何も無ければ、瀝青破/Bituminous Blastのスタック解決となります。

途中で不屈の自然/Rampant Growthのようなデッキを切りなおす系が有ると、ボトムに送るのが先か、切り直すのが先かと困惑しやすいですが、MTGの効果の解決中にスタックが乗ることはあっても、解決前に別のスタックが解決されることは無いので、上の解決順序になるんですねw

これがもし続唱で捲れたのがクローサの掌握/Krosan Gripでも同じ様になります。
クローサの掌握/Krosan Gripには「刹那」という能力が付いてるので、別のスタックが乗ったり割り込んだり出来ないんですが、効果の解決中を無視してコレがプレイされることはないので、続唱の効果は解決されてから、プレイされます。

ちょっと難しいかもw
能力のプレイ⇒起動する/Activateになります。~を起動でOK!

書き忘れ(笑)
詳しく知りたい方はウィザーズのココ↓で確認してください
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/feature/42a

緑緑3のクリーピングモールド持ったウーズは出来る子!!
・同時マリガン
 コレは通常ゲーム前にするマリガンチェックを両者同時に行う、という事でいいのかな?
時間の短縮、、、?

・用語の変更
 場⇒戦場
 呪文のプレイ⇒唱える/Cast ~をプレイじゃなくて、~をキャストになるのかな?
 土地のプレイ⇒プレイ セットランドじゃ駄目?
 取り除く⇒追放 新用語でM10に収録されるので変更。
 ターン終了時に⇒終了ステップの開始時に 若干分かりやすくなった?

・マナ関連
 マナバーンしなくなる。
 マナが空になるタイミングがステップごと。

・トークンのオーナー
 トークンが出た戦場のコントローラーがオーナーになる。
禁忌の果樹園のトークンのオーナーは対戦相手という事ですね。

・戦闘
 戦闘ダメージスタックが廃止
モグファナが戦闘ダメージを与えた後に飛ぶことが難しくなりました。
一応巨大化とかで生き残れば飛べるけどね、、、
 防御クリーチャーの序列化
1体が複数体にブロックされた際に、そのクリーチャー達を攻撃側が並べ替えてダメージを与える。戦闘ダメージは前のクリーチャーから順に致死ダメージを与える。
たとえば4/5のクリーチャーを1/1,2/2,3/3がブロックしたら全部に1点以上割り振りたい場合一番前に1/1,2/2,3/3の順で並べないと当たらないよ。という事です。

・誘発から常在型に変更
 接死
それとコレを持っているクリーチャーは複数体にブロックされた場合、序列化の影響なくダメージを割り振れます。
 吸魂
コレを2つ持っている(持たせている)クリーチャーでも1回分しかこの効果を得られなくなりました。
ただし、ダメージを与えるのと同じタイミングで回復するので以前より強くなったかも?


結構変更してますね。
イメージ的にはスタック以前のルールと共存させている感じです。
戦闘に関してだけは、初心者に説明しやすくなった模様wそんな感じ。

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